ごあいさつ
社長挨拶

色鮮やかなカラーストーンや、柔らかく光を含む真珠を目の前いっぱいに広げて、
ジュエリーの創作に必要なインスピレーションを呼び寄せる時間に、
考えることは、今、自分のこの手から生まれるネックレスや指輪やイヤリングが、どんな女性の持ちものになり、どのような時間が閉じ込められるのだろう・・という、
ジュエリーに刻まれる、女性たちの胸の高鳴りや深い味わいの時間についてです。
ジュエリーは、その持ち主が生きる膨大な時間の中の、人生を変えた一瞬、忘れがたい時間、体一杯に愛情を感じた瞬間、或いは、悲しみに打ちのめされた時間を、永遠に結晶させ、閉じ込めておくための美しい器である。と私は感じています。
人生で、そのようなジュエリーに出会うことが出来た人は幸福な人に違いありません。
また、もし、私が男であったら・・と、愛する人に、ジュエリーを贈ることの喜びの大きさについて想像することもあります。それは、それが、心を贈ること、そのものの行為のように私には思えるからです。
何十年という時間の流れを、気が遠くなるほど先のこと、と考えるのは若い人だけで、
20年や30年は、短いとは言えませんが、過ぎてしまうと信じられないほど速いものです。
ある日、過ぎ去った時間の中の出来事を確かめたくなる時が必ずあり、
その手に、遠い時間の中にあった時と変わらない輝きの、指輪なりペンダントが握られていたとしたら・・
その時こそ、ジュエリーが時間を閉じ込めておく器であるという感覚を、実感できる時だと思います。
そして、それは、過去と今の自分をつなぎ、人生が愛しい、という気持ちにあふれる彩りを与えてくれる価値のあるものになっているはずだと思います。
2008年11月1日
株式会社アーチビジョン 藤縄 智子
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